ブッシュクラフトロープワーク
シベリアンヒッチの結び方
ロープワーク はブッシュクラフトの重要な部分です。 タープを設置してポットハンガーを作るかどうかにかかわらず、 ブッシュクラフト ロープワーク は便利です。
第一回目のロープワークではイギリスでのブッシュクラフトタープのリッジラインの設置でよく使用される結び目についてお伝えします。
日本では見たことがありませんが、ブッシュクラフトのロープワークを学びたい人には知っておくと便利だと思います。
ロープを結んでハンモックを使用する人にもおすすめです。
そのロープワーク、結び目はシベリアヒッチと言います。 これは、最も速く結び、そしてほどくことが出来るロープワークのひとつです!
写真では見やすくするために太いロープを使用しています。 通常、私は550パラコードを使用します。
ブッシュクラフトロープワークを始めましょう!
1.
パラコード を木に巻く。タープからのパラコードは左側へ、パラコードの先端は右側に位置する。
2.
左手で両方のパラコードを持ち、右側のパラコードを 50cmほど残して右手で持つ。慣れてきたら50cmより短くなっても可能。
3.
パラコードを手に一度巻き付けます。
キーポイント:手に巻き付けた後、右手でパラコードを持ち続けます。
4.
左手を地面に向けます。
5.
左手を上に向ける。手はタープからのパラコードの外側になるようにする。
6.
右手のパラコードを左手の人差し指と中指の間にはさむ。
7.
パラコードを輪から引っ張り出す。
数字の8の様な結び目になります。
8.
結び目を持ち、木までスライドさせます。
9.
出来上がり!
ほどき方
パラコードの端をただ引っ張るだけで簡単にほどくことが出来ます!
最後にもう一つ
木の枝などを輪っか部分に入れてパラコードの端を引っ張ると、木が引っ掛かり結び目がほどけるのを防ぎます。
別の方法は引きとけ結びをすると同じようにほどけるのを防ぎます。
このシベリアンヒッチはブッシュクラフトでよく使われる結び目です。初心者でも簡単に学べるし、練習をすれば素早く結べます。